インクレディブル・ジャズ・ギター / ウェス・モンゴメリー
まさに“incredible”な(信じられない)プレイが満載のウエスの代表作。
カルテット編成で、ウェスのオリジナルと、ソニー・ロリンズの「Airegin」 、デイヴ・ブルーベックの「In Your Own Sweet Way」などのスタンダード・ナンバーで構成されている。
ピアノは辣腕のトミー・フラナガン。
パーシー・ヒース(b)、アルバート・ヒース(ds)の‘リズム兄弟’が参加し、ソツのない安定感のある演奏で、ウェスのギターを引き立ている。
端正なシングルトーンも素晴らしいが、やはり彼の魅力は、トレードマークであるオクターブ奏法。
このアルバム以降、彼の代表曲の一つになるオリジナル曲「Four On Six」のソロは淡々としたシングルトーンで始まり、オクターヴ奏法へと移行しながら徐々に音の厚みを増していく、その高揚感のある展開がたまらない。
テクニックは超絶と呼ぶにふさわしいが、離れ業を見せつけるという印象は薄く、どこか穏やかで歌心があふれているのがウエスの魅力。
ジャズギターの歴史を語るうえでマストの傑作である。
Wes Montgomery(g)
Tommy Flanagan(p)
Percy Heath(b)
Albert “Tootie” Heath(ds)
01 Airegin
02 D-Natural Blues
03 Polka Dots And Moonbeams
04 Four On Six
05 West Coast Blues
06 In Your Own Sweet Way
07 Mister Walker
08 Gone With The Wind
