ジャズギターを聴く

JAZZ GUITAR ALBUM SELECTION

Shadowless / Jonathan Kreisberg (2011)

コンテンポラリー系の代表格が、ピアノ、サックスを加えたクインテットで

Shadowless

Shadowless

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シャドウレス / ジョナサン・クライスバーグ

ジョナサン・クライスバーグは、コンテンポラリー系ギタリストの代表格の一人。

6曲がオリジナルで、スタンダードの「Nice Work If You Can Get It」、ルーツ・ミュージックをベースにした「Zembekiko」の全8曲。

メンバーはこの時期のレギュラーが主体で、複雑でクセのあるアンサンブルを軽々とこなしている印象。

1曲目からして、かなり異色な変拍子で、ぶっちゃけ聞き取れないが、おそらく5/8をベースにさらに途中で変化している様子。

ただ、かといってさほどこんがらがった感じはなく、むしろスムーズに聞こえるのはメンバーの力量と、共演を繰り返してきた経験ゆえだろう。

2曲目はフォービートで、3曲目はワルツ、4曲目はまた変拍子と曲想は多彩で飽きさせない。

ギターの音色も、シタール風だったりハードロックみたいだったり、どんどん変えてくる。

エフェクター使いも巧みで、アイデアと技の引き出しの多さは相当なものだ。

いろいろやりすぎな感も多少あるけれど、2010年代のコンテンポラリージャズギターの多面性を高い水準で示した秀作だと思う。

 

 


1. Twenty One            
2. Stir The Stars            
3. Shadowless            
4. Zembekiko            
5. Long, Like A Mercury Day            
6. Common Climb            
7. Defying Gravity            
8. Nice Work If You Can Get It


Jonathan Kreisberg(G)
Will Vinson(As)
Henry Hey(P)
Mat Penman(B)
Mark Ferber(Ds)

Rec. April 26-27, 2010, NY