当時43歳、脂が乗りきっていたジョージ・ベンソン白熱のライヴ
ライヴ・アット・モントルー 1986 / ジョージ・ベンソン
当時43歳、脂が乗りきっていた頃のジョージ・ベンソンのライヴである。
映像はすでにリリースされているから目新しい内容ではないのだが、CD化は初めてでサブスクでも聞けるのはありがたい。
超一流のギタリスト、ヴォーカリストにしてエンターテイナーであるから、聴衆をぐいぐい煽りまくるそのアゲ方が半端ない。
聴衆の歓声や盛り上がり方も、ジャズのそれではなく、ダンスミュージックさながらである。
代表曲をしっかり抑えつつ、ギターソロもヴォーカルもお腹いっぱいになるくらい堪能できる。
特にスキャットの鮮やかなノリの良さは絶品だ。
バックの演奏は、ややラフなところもあって、特にコーラスは勢い余って上滑りしているような箇所もあるが、それもライヴならでは。
なおラスト前に「サダオ・ワタナベ」と紹介の声が入るが、渡辺貞夫が飛び入り参加した曲はカットされていて、これは残念。
Alto Saxophone – Steve Tavaglione
Alto Saxophone, Tenor Saxophone – Brandon Fields
Bass – Stanley Banks
Drums – Bubba Bryant
Guitar, Backing Vocals – Michael O'Neil
Keyboards, Backing Vocals – Barnaby Finch
Percussion, Backing Vocals – Vicki Randle
Piano – David Garfield
Trumpet – Ralf Rickert
1.Feel Like Making Love
2.Off Broadway
3.Weekend In L.A.
4.Lady Love Me (One More Time)
5.Love Ballad
6.Beyond The Sea
7.Affirmation
8.My Latin Brother
Disc 2
1.Love x Love
2.In Your Eyes
3.The Greatest Love Of All
4.20/20
5.Never Give Up On A Good Thing
6.Turn Your Love Around
7.On Broadway
