アイ・ウィル・スティル・ビー・ヒア / ケン・ナヴァロ
スムーズ・ジャズ・アコギの第一人者の2021年作
Ken Navarro(ケン・ナヴァロ)は、インディアナ州出身のスムースジャズギタリストで、アコギの名手。
1990年のソロデビュー以来20枚以上のアルバムをリリースし、安定した人気を獲得している。
本作は爽やかで耳馴染みがいいスムースジャズの典型のような作品なので、特に大きなサプライズはなく、どんな展開かおおよそ想定できてしまう、
それでもやはり彼の奏でる弦の響き、流麗な指さばきはやはり格別。
エレガントで詩的な曲から、ファンクチューンまで、曲も粒ぞろいだ。
個人的には、チック・コリア・エレクトリック・バンドでも活躍したサックス奏者エリック・マリエンサル(Eric Marienthal)をフィーチャーした「All At Once」が印象に残った。
1.Embrace
2.Straight Out The Gate
3.(It Gets) Better
4.All At Once
5.Summer Smiles
6.Glass
7.Free & Clear
8.Run Your Race
9.The Stars, The Snow, The Fire (Remix)
10.Shandling
11.I Will Still Be Here