サマー・ナイツ / ジョー・パス
名盤「For Django」のメンバーが再集結しての快演
ジョー・パスのコンボ最高傑作とされるアルバム「For Django」のリリースは、1964年。
それから25年を経て、同じメンバーが集まってのセッションをライヴ録音したのが本作。
なので『ジャンゴに捧ぐ'90』なんて邦題が付けられていたが、ことさらジャンゴをテーマにした作品ではない。
ライヴということもあってか、ややリラックスした雰囲気ながら演奏は躍動感に富み、ジョーは輪郭のはっきりした端正な音の粒を小気味よく放ち続ける。
フルアコ・オンマイクの良さが存分に活かされた録音も良い。
バッキングギターの名手ジョン・ピサノのプレイも素晴らしく、ジャズギターファンには聞き所満載の快作だ。
1 Summer Night
2 Anouman
3 Douce Ambience
4 For Django
5 D-Joe
6 I Got Rhythm
7 E-Blue Eyes
8 Belleville
9 In My Solitude
10 Tears
11 In A Sentimental Mood
12 Them There Eyes
John Pisano(G)
Joe Pass(G)
Jim Hughart(B)
Colin Bailey(Ds)
