ビトウィーン・ナウ・アンド・ネバー / アラン・クワン
香港出身、コンテンポラリー・ジャズ・ギターの新星
アランは1990年、香港生まれ。
2009年にギター修行のためアメリカに渡り、ニューヨークのジャズシーンで頭角を表す。
2019年、ジョナサン・ブレイクやリンダ・オーらを迎えたフルレングスの初リーダー作『Petrichor』により、新世代を担うギタリストとして注目を集める。
同年、故郷へ戻り、香港ジャズシーンの牽引役として活躍。
そんな彼が、Invisible Architecture (インビジブル・アーキテクチャー)名義でリリースしたのが本作だ。
コンテンポラリーなジャズギターの最先端を行くような内容で、モダンジャズの豊かなボキャブラリーにアンビエントとエレクトロニカを融合させたかのような音像。
ジョーダン・ギーンのキーボードは幽玄の如く深く、マット・ヤングのドラムは覚醒感のあるグルーヴを放つ。
その中に繰り出されるアランのギターは、美しくカラフルで、時に瞑想的であり、時にメカニカルでもある。
今後、香港から何を放ってくれるのか、目の話せない逸材だ。
1.Pulse
2.Shapeshifter
3.Portal
4.Between Now and Never
5.Drop Spot
6.Gateway
7.Hyper Controller
8.Lilac
9.Threshold
10.Destinesia"