モダンジャズの王道を行くカナダの気鋭ギタリスト
オープニング・ステートメント / サム・カーマイヤー
カナダはモントリオール出身の新進気鋭のギタリスト、サム・カーマイヤー。
27歳でのデビューアルバムである。
7歳でギターを始め、大学時代に音楽教師にジャズギターの道を勧められたという。
ウェス・モンゴメリーやグラント・グリーン、ピーター・バーンスタインに大きな影響を受けているそうで、なるほどその演奏はモダンジャズの王道を行くもの。
手堅いリズム隊に支えられ、芯の太い音で、やや苦味のあるブルージーなフレーズをぐいぐい繰り出す様は、痛快だ。
収録曲は彼のオリジナルが中心で、「Synecdoche」はウェス・モンゴメリーに、「One For Pete」はピーター・バーンスタインに捧げたものだという。
SAM KIRMAYER, guitar
SEAN FYFE, piano
MIKE DE MASI, bass
DAVE LAING, drums
1.Synecdoche 07:05
2.For All We Know 05:58
3.Jiro's Dream 07:32
4.Resonance After Dark 06:44
5.My Shining Hour 05:30
6.The Night We Called It A Day 08:49
7.One For Pete 08:32
8.Opening Statement 05:14