フュージョンの先駆的ギタリスト、ラリー・コリエルの初リーダー作。
レディ・コリエル / ラリー・コリエル
ジャズ・ロック、フュージョンギターの先駆者の一人であるラリー・コリエルが、1969年にリリースしたファースト・リーダー・アルバム。
1960年代の半ばから、チコ・ハミルトン、ゲイリー・バートン、ハービー・マンらのバンドでの活動で、ラリー・コリエルの名はジャズファンのあいだでは知られていた。
リリース時点で25歳。
伸び盛りで周囲の期待も大きく、相当気合を入れてのレコーディングだったのではないか。
エルヴィン・ジョーンズが参加した2曲は、もろにジャズだが、アルバム全体としてジャズ・ロックというよりは、曲によってジャズもあればロックもという印象で、ロックもブルース・ロック、サザン・ロック、サイケデリックと多彩。
同世代であるジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンは新たなギター・ヒーローとしてすでに人気を博していたから、ロック畑の彼らを意識した面も大きかったのだろう。
実際ジミとは68年に共演しているそうだし。
本作は、やりたいことをあれもこれもと詰め込んだうえでヴォカールまでやっていて、とっ散らかった印象は否めない。
しかしあふれんばかりの才気とエネルギーはやはりホンモノ。
この作品を皮切りに、1970年代、ラリはー怒涛のリリースラッシュを続けることになる。
01.HERMAN WRIGHT
02.SUNDAY TELEPHONE
03.TWO MINUTE CLASSICAL
04.LOVE CHILD IS COMING HOME
05.LADY CORYELL
06.THE DREAM THING
07.TREATS STYLE
08.YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
09.STIFF NECK
10.CLEO’S MOOD
Larry Coryell – guitars, bass, vocals
Jimmy Garrison – bass (on 7)
Bob Moses – drums
Elvin Jones – drums (on 7 and 9)
