ジャンゴ・ラインハルトの血筋を受け継ぎ1960年代にヨーロッパで活躍
ジャズ・ギタリスト / エレク・バクシク
ヨーロッパにはジャンゴ・ラインハルトの影響下にあるギタリストが数多いが、血筋ではこの人が筆頭ではないか。
なにせジャンゴ・ラインハルトの従兄弟なのだから。
エレク・バクシクは1926年ハンガリー生まれ。
ジャンゴより10歳年下である。
1950から60年代はヨーロッパで活動し、ソロ活動のほかセルジュ・ゲンズブールのサポートなどでも活躍。
パリを訪れたアメリカのジャズミュージシャンとたびたび共演しており、アメリカのジャズファンにはディジー・ガレスピーとの共演で名を知られるようになった。
66年にアメリカへ移住。ラスベガスのオーケストラなどで演奏した。
本アルバムは、彼の初期のリーダーアルバムの一つであり、ロマ音楽(ジプシー音楽)とモダンジャズを融合させた独特のスタイルで、切れ味のいい独特のコードワーク、流麗で哀愁漂うソロを聴かせる。
血筋も良いが腕も確か。
スタンダードの「On Green Dolphin Street」などのほか、ジャンゴ作の「Nuages」も採り上げている。
彼は、よほどのジャズギター好きかロマ音楽(ジプシー音楽)に関心を持つ人以外には知られていないだろうし、CDの入手も難しいが、サブスクで聞ける。
まったくもってありがたいことだ。
Blue Rondo A La Turk 6:15
Angel Eyes 3:25
Godchild 3:50
Take Five 3:10
Willow Weep For Me 4:22
Opus De Funk 2:50
My Old Flame 4:05
On Green Dolphin Street 5:15
Nuages 3:00
Milestones 3:00
