イスラエル出身のギタリストと現代アルゼンチン音楽の最高峰アーティストのデュオ
エン・エル・ハルディン / ヨタム・シルバースタイン, カルロス・アギーレ
イスラエル出身で、現在はニューヨークを拠点に活動するヨタム・シルバースタイン。
コンテンポラリー・ジャズ・ギターの最前線に立つ一人だが、南米の音楽にも造詣が深く、自身への影響をインタビューでも語り、作品でも示してきた。
そんな彼が、現代アルゼンチン音楽の最高峰アーティストとされるカルロス・アギーレとのデュオを実現させたのが本作。
互いに4曲ずつを持ち寄った全8曲は、いずれもおおらかなスケール感と、繊細な心の機微を感じさせる佳曲。
基本はギターとピアノのデュオだが、マルチプレイヤーとして知られるカルロス・アギーレは、バス・フルート、アコーディオン、フレットレスベース、パーカッションなどを巧みに操り、幾重ものオーバー・ダブによって、単なるデュオの領域を超えた音世界を作り上げている。
以下はリリース元のインフォ。
自分のルーツであるアルゼンチンのラ・プラタ河沿いのフォルクローレ探究の集大成となった2019年のアルバム『ラ・ムシカ・デル・アグア(水の音楽)』以降、新たな活動フェーズに入った作曲家/ピアニスト/SSWカルロス・アギーレ。
イスラエル出身、現在はNYに活動拠点を置き、ストレートなジャズのみならず南米音楽やアラブ音楽からも深い影響をうけながら自身のスタイルを追究するギタリスト、ヨタム・シルバースタイン。
ヨタムの2016年作品『The Village』でアギーレ作品「ミロンガ・グリス」をカヴァーするなど交流が続いていた2人が、2018年から制作を始めたアルバムが、コロナによるロックダウンを経て遂に完成しました。
自作曲を半分ずつ持ち寄った全8曲は、アギーレならではの伝統音楽と現代的なクラシックやジャズを高次元で融合したコンポジションと、ヨタムの流麗かつ多彩なフレージングと浮遊感あふれる音色がナチュラルに、まろやかに響き合います。
この動画は本作リリース前、2017年の二人のライヴ
1.Fairytale
2.Nuevos viejos amigos
3.João
4.En el jardín
5.Ga'aguim
6.Paisaje imaginario
7.Madrugada
8.Tanto para agradecer
01, 03, 05, 07 – written by Yotam Silberstein
02, 04, 06, 08 – written by Carlos Aguirre
Yotam Silberstein – Electric Guitar / Nylon Guitar
Carlos Aguirre – Piano / Rhodes / Acordeon / Synth / Fretless Bass / Guitarron / Bass Flute / Percussions