コモン・グラウンド / ロベン・フォード、ビル・エヴァンス
ロベン・フォードとビル・エヴァンスのコラボ2作目
ギタリストのロベン・フォード(Robben Ford)とサックス奏者のビル・エヴァンス(Bill Evans)の新しいコラボレーション・アルバム。
これは2019年の『The Sun Room』に続く2人のコラボ・アルバム第2弾となる。
ベースは長らくローリング・ストーンズをサポートしているダリル・ジョーンズ、ドラムはスティーリー・ダン等でも活動したキース・カーロックと腕利きが揃った。
ロベン・フォードもビル・エヴァンスも、やろうと思えば何でもやれちゃう人だから、余裕綽々。
ファンキーなジャズ・ロックの「Ever Ready Sunday」から、やや影のあるマイナー・バラードの「The Little Boxer」まで、モダンジャズをベースに、ロック、ファンク、ブルース、それぞれのテイストを織り交ぜつつ、熟練のアンサンブルを聴かせる。
ダリル・ジョーンズとキース・カーロックは、抑制を効かせながらも、ツボを押さえた演奏で、2人の主役をうまく引き立ててている。
歌モノのサポートを数多くやってきた彼等だからこそ、かもしれない。
1 Ever Ready Sunday
2 Crabshaw Don't Care
3 Sentimental Mood
4 Hearts of Havana
5 Common Ground
6 Passaic
7 Stanley
8 Dennis Menace
9 The Little Boxer