カレイドスコープ / ジョニー・スミス
「ウォーク・ドント・ラン」のセルフカバーを収録
1950年代~60年代にかけて大活躍したジョニー・スミス。
かつては「白人ギタリストの最高峰」と称されたが、これは同時期に黒人ギタリストのウェス・モンゴメリーらが活躍しており、現代とは違って、ジャズに限らず何かと白人・黒人に分けて対比的に評価されることが多かったからだろう。
「白人ギタリスト」というとジョー・パスの名が思い浮かぶジャズファンは多いだろうが、ジョー・パスは1929年生まれで、ジョニー・スミスは7つ上の22年生まれだ。
同世代の白人ギタリストであるタル・ファーロウは21年生まれだが、ジョニーはタルの師匠であったようで、そんな関係もあってジョニーがやや“格上”に扱われたのかもしれない。
彼が作曲した最も有名な曲は、ザ・ベンチャーズの大ヒット曲「Walk Don't Run」。
本作は、そのセルフカバーを含め、他にも「酒とバラの日々」やドビュッシーの「亜麻色の髪の少女」など、よく知られた曲を中心とした内容だ。
ジョニー・スミスの演奏は、端正で品があり、軽快で心地よい。
熱くパッショネイトに迫る感じは薄いが、それこそが彼の持ち味だ。
ここでも、ピアノのハンク・ジョーンズらと共に、当時、超一流と謳われた妙技を披露している。
Walk Don't Run 3:17
Old Folks 3:35
Days Of Wine And Roses 3:53
The Girl With The Flaxen Hair 2:37
My Foolish Heart 3:27
By Myself 2:43
I'm Old Fashioned 2:34
Sweet Lorraine 5:04
Choro Da Saudade 3:41
Dreamsville 3:39
Guitar – Johnny Smith
Piano – Hank Jones
Bass – George Duvivier
Drums – Don Lamond
