インディアナ州で活躍するギタリストが過去の名曲を掘り起こして
ヒドゥン・ジェムズ / ブレント・レイドラー
ブレント・レイドラーの名は、このアルバムで初めて知ったのだが、彼のことを調べてみようにも、オフィシャルサイトは数年更新されてないみたいだし、SNSでの発信もないようで、知り得たことはメディア経由のことばかりである。
長年インディアナ州のジャズ・シーンに身を置き、ギタリストとしてのみならず、作曲家、編曲家、教育者、楽器修理工など、さまざまな立場で活躍。楽器のリペア会社のオーナーも努めているらしい。
ギタリストとしてのリーダーアルバムはこれが5作目。
基本的にはストレート・アヘッドなプレイスタイルで、リズム隊も端正であまりクセがない。
曲の半分くらいは、ゆるめのボッサで、心地よく聞ける。
面白いのは、このアルバムのコンセプトで、ブレント・レイドラーはパンデミックの期間中に古い楽曲を14000曲をチェック。
それがつまり「Hidden Gems」=秘宝、隠されていた宝石というわけで、そこから選び抜いた曲をヒントに作り上げた曲を、このアルバムに収めているのだ。
例えば「Ballad for B」の元ネタはボビー・ハッチャーソンの 「Little B's Poem」。
すべての曲の詳細はわからないが、キャノンボール・アダレイ、デイヴ・ブルーベック、ジョージ・ラッセル、コール・ポーターらの作品が下敷きになっているようだ。
こうしたヴィンテージでのどかなジャズも、また良しである。
- Haba Verde 05:58
- #5 Shomeda Way 05:05
- Gemani (Gem-a-nee) 05:16
- Ballad for B 06:21
- Riffy Business 07:35
- Somewhere in Central Park 04:49
- Evening Song 06:53
- Bop Like 06:17
- Petite Parasol 05:06
- Without a Tres 06:24
Mark Buselli (trumpet, flugelhorn)
Ned Boyd (Alto Sax, flute)
Brent Laidler (guitar),
Jamie Newman (organ),
Scott Pazera (bass)
Richard "Sleepy" Floyd (drums)
