日本での知名度は今一つだが、オーストラリアの実力派の野心作
エクレクティシティ / アルベア
以前にも書いたけれど、アルベアは海外と日本で、知名度、人気にかなり差があるギタリストだ。
前作『Beyond Belief』(2024:別記事あり) は、JAZZWEEKのチャートでベスト10に入っているし、本作も24位にまで上がっていて、なかなかの人気ぶりだ(2025年7月14日付)。
しかし日本のメディアや好事家のSNSなどで見かけることはほとんどない。
オーストラリアの人なので、ひと昔前なら、情報が伝わりにくい面もあったけれど、今はネットでいくらでも情報は届くし、実力は十分にある人なので、著名なミュージシャンとのコラボとか話題性のあることをやれば、日本での注目度は高まりそうな気がする。
さて本作は、アルベアが関わっている2つのプロジェクトに基づくものらしい。
ギター、ベース、パーカッションは共通のコアメンバーだが、フロントのメンツが違っていて、
まずThe Jazz Alchemistsは、トランペットとフリューゲルホルンのMat JodrellとテナーサックスのPhil Noyのエネルギッシュな演奏が持ち味。
一方のThe Harmonix Experienceは、ハモンドオルガンのJake MasonとテナーサックスのPaul Williamsonが奏でるソウルフルでハートウォーミングな演奏が特徴。
とはいっても、曲ごとにプロジェクト名がクレジットされているわけではなく、双方のキャラクターに極端な差はないので、曲によってフロントマンが変わっているくらいの捉え方で聴けばいい。
あとアコーディオンもゲストで参加していて、この楽器の演奏を久しぶりに聴いたせいか、けっこう心惹かれた。
1.All Night Blues (6:40)
2.Song For Bird (6:13)
3.Long Haul (8:20)
4.Morning Dance (5:12)
5.Simplicity (5:16)
6.Israel Blues (8:14)
7.Midnight Mirage (7:02)
8.Just A Blues (7:57)
9.New Dawn (5:34)
10.Round Trip (6:45)
Albare (Albert Dadon) – Guitar
Phil Turcio – Piano
Phil Noy – Tenor and Soprano Sax
Salva Persico – Percussion
Phil Rex – Bass
Mat Jodrell – Trumpet and Flugelhorn
Felix Bloxom – Drums
GUESTS:
Paul Williamson – Tenor Sax
Jake Mason – Hammond Organ
Joe Chindamo – Accordion
